第33話のまとめはこちら↓
現在、第34話まで進んだ『ひろがるスカイプリキュア』。
今回は何と第23話を最後に退場したバッタモンダーが再登場します。
プリキュア達に敗れた後、その恨みを引きずりながら人間に化けて建設現場のバイトに励んでいました。
お住いのアパートでは隣人から騒音の苦情を入れられていて、なんとその相手はあのカバトン!
どうもお互いの存在には気づいてないみたいですけど、そもそも顔見知りなのかどうかも謎ですが。
アンダーグ帝国がそれぞれ退職金代わりに用立てしてあげたんですかね。
というわけで今回は懐かしの敵役さんが再登場しましたので、ここで改めて悪役の名前や声優、何故に悪役会議がないのかといった悪役特集編を書いてみたいと思います。
ひろがるスカイプリキュアの悪役の名前一覧!
まずはカバトンですね。
第1話でいきなりエルちゃんを誘拐し、スカイランドからソラシド市へと空間転移して今作の舞台を決定づけた人物です。
ソラがましろと出会い、プリキュアに変身して戦うきっかけを作ったのもこの人だと言えるでしょう。
性格は凶暴で弱者を平気で虐げるところがあり、相手に対して高笑いしながら「弱ぇぇぇ!!」と息巻いたり「俺、TUEEEぇ!!」と吠える口癖からも強さこそが正義という信念を持っています。
これだけ見ると酷さが浮き立ちますが、語尾に「~なのねん」をつけた話し方や子豚とか焼き芋に変装して真剣にソラ達を罠にはめようとする姿には愛嬌を感じましたし、個人的にはアンダーグ帝国の敵キャラの中で一番好きです。
何より「ウェルカム・トゥ・へヴ~ン!!」と言いながらソラに強烈な屁を放った際には一緒に見ていた子供が大笑いし、初っ端から持っていかれた感がありました。
あとはおでん屋さんでパワハラ上司に疲れ果てたサラリーマン風でおやじさんに愚痴をこぼしていたのも何とも哀愁漂う姿で好きでした。
そんなカバトンですが、エルちゃん奪還という使命を負い、ランボーグを召喚して何度もプリキュア達と戦っては敗れ、第12話で自らランボーグ化してキュアスカイに一騎打ちを挑むも敗北。
ここでアンダーグ帝国から見限られ処刑されそうになったところを宿敵のキュアスカイに助けられ、その強さを心から認める形で改心し、以降はソラシド市に残っておでん屋として生計を立てることに。
お次はバッタモンダーです。
カバトン失脚後の第13話から登場した敵役さんで、細身の長髪ナルシストで普段は穏和な感じを装っているが、自らの召喚したランボーグがプリキュアに倒されると逆上して感情をむき出しにするといった二面性を持っています。
正直この人には終始良い印象がなかったですね。
スカイランドの王宮にて国王達を眠らせ、エルちゃん奪取まであと一歩と迫った際には飛び込んできたキュアスカイの怒りに触れて震え上がって小物感満載でしたし、いろいろ策を弄するのもカバトンみたいな笑いの要素が無かったです。
最後はシャララ隊長を取り込んだランボーグでプリキュア達をかなりヤバいところまで追い詰めますが敗北、第23話にて退場します。
その後、消息不明だったのですが第34話にて再登場した際には「紋田」を名乗って建設現場でバイトしていたことが判明。
華奢な体つきに似合わず何故に肉体労働していたのか謎、他にも掛け持ちしてるのかもしれません。
さらに画家を装って描いた絵本の内容に自信をなくしつつあったましろに近づき、さらに貶めようとするなど相変わらずな姑息ぶりを見せつけていました。
さらに次は第25話から登場したミノトンです。
その名の通りミノタウロスを模した猛々しい姿をしており、名前が似ているカバトンを「あんな下品な輩と一緒にするな!」と怒っていました。
正々堂々と正面から戦うことを美徳とする武人キャラで、エルちゃん奪取という使命がありつつもプリキュアを倒すことにこだわっていました。
常に体を鍛えることで高めたアンダーグエナジーでランボーグを召喚してプリキュアと戦うも敗北が続き、最後にはスキアヘッドによって強制的にランボーグ化させられてしまい、第33話にてプリキュア・マジェスティックハレーションの犠牲者第一号となって浄化した後はソラ達と和解して去って行きます。
武人キャラの割に可哀そうな扱いを受けた印象がありますが、明らかに再登場を匂わせていましたので、その際には彼らしい気高さを発揮した見せ場があることを期待してます。
さらに次はスキアヘッドです。
第32話で初登場し、それまでの敵とは次元の異なる強さを見せつけたアンダーグ帝国の幹部さんです。
知識の神殿などと言ったり学者的な風貌をしており、自ら戦うのは苦手そうな感じがするのですがそんなイメージと真逆の戦闘振りでしたね。
この人からすればカバトン、バッタモンダー、ミノトンなど契約社員みたいなものなんでしょう。
召喚する敵がランボーグの比ではない強さを誇るキョーボーグであることからも格の違いが分かります。
マジェスティクルニクルンによりパワーアップしたプリキュアとどのような戦いを繰り広げるのか、今後の展開に注目です。
最後はカイゼリン・アンダーグです。
スキアヘッドと共に第32話で初登場したアンダーグ帝国の総元締で、姿こそ不明でしたが声やら第33話にてうっすら横顔が映し出されたのを見るとどうやら女性のようです。
それ以外は今のところ全くの謎ですが、今後正体が解き明かされて行くことでしょう。
ひろがるスカイプリキュアに悪役会議がない理由は?
今回はアンダーグ帝国という組織があることは割と最初から分かってましたが、その中で敵キャラ同士の絡みが全くありませんでした。
これは最初から見ていて気になった要素なんですよね。
オープニングでは一人の敵キャラが退場した後は次の敵キャラが姿を見せるといった出方で、敵勢力の全体図みたいな描写がないんです。
カバトン→バッタモンダー→ミノトンの順に彼らはいつも何処からともなく現れてプリキュアと戦って敗けると黒い煙を発して退散するというパターンで、前作のデリシャスパーティプリキュアみたいにアジトで敵キャラ同士が毎回掛け声し合ったり親玉に報告したりといったシーンが全く描かれていません。
前々作のトロピカルージュプリキュアでも魔女屋敷にて敵幹部さん達は一緒に暮らしてましたし、よく同じテーブルで愚痴の言い合いをしているシーンがありました。
こういう敵キャラ同士の会話とか同じ場所で暮らしているようなシーンが今回は本当に見受けられないんです。
ただミノトンはカバトンのことを罵っていたので見えないところで絡みはあったのかもしれないですね。
第32話にてスキアヘッドとカイゼリン・アンダーグが出てきてエルちゃんがアンダーグ帝国に連れ去られた際に初めてアジトらしき場所が描かれました。
そして第33話でこの二人がお話しているシーンが出てきました。
カイゼリン・アンダーグとの直接的なやり取りはスキアヘッドだけ許されているのでしょうか。
他にも彼のような幹部級の人物がいるのかもしれませんが、いずれにしても今まで戦ってきた三人は与えられたアンダーグエナジーを使ってエルちゃんを連れて来ることだけ命じられ、その方法は特に問わないという契約で割と自由に行動することが許される反面、その動向は常にスキアヘッドに監視されていたんじゃないですかね。
俗に言う業務委託とかテレワークみたいに皆が一箇所に集まって常に報告し合ったり一緒に行動したりしない働き方改革の要素を盛り込んでいると捉えるのは考えすぎでしょうか。
まあそういう訳で今までは悪役会議のシーンがなかったのであり、今後は当面の敵であるスキアヘッドと登場が増えて来るであろうカイゼリン・アンダーグとのやり取りが多く描かれると思います。
カイゼリンについて詳しくはコチラ↓
スキアヘッドの正体についてはコチラ↓
ひろがるスカイプリキュアの悪役の声優紹介!
ここでは各敵キャラを演じておられる声優さんを紹介します。
皆さん数多くのアニメやゲーム、映画の吹き替えなどで実に幅広く活躍されています。
カバトン⇒間宮康弘さん
2006年から活動されているようでDEATH NOTE、北斗の拳、コナンなどメジャーな作品で幅広く演じられています。
バッタモンダー⇒KENNさん
前作のデリシャスパーティプリキュアではナルシストルーを演じられており、二番目の刺客であったり、ナルシスティックな風貌や策を弄するのを好むといった共通点が見受けられます。
一人で同時に二役は無理があるかもしれませんが、映画とかイベントでこの二人が共演するシーンを見てみたいです。
ミノトン⇒酒井敬幸さん
2001年から活動されており、アニメのほかに外画やゲームでもご活躍されています。
スキアヘッド⇒宮本充さん
この方も長く活動されており、有名どころでは「こち亀」の中川圭一役を演じられてます。
中川は容姿端麗な御曹司で身体能力も高い刑事という非の打ちどころがない温和な青年なのに対して、スキアヘッドは冷徹かつ無感情な初老の知性キャラという感じで演じ分けの幅も広くて流石ですね。
カイゼリン・アンダーグ⇒本田貴子さん
様々なアニメ作品の他、ゲームや外画に出演されており、大人の女性役が多いが少年・少女も演じられています。
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