以前の記事↓でも触れた謎ですが、第48話にて明らかになります。
それはプリンセスエルレインが突如として裏切り、カイザーアンダーグを手にかけたというのです。
そしてスキアヘッドをも失ったことで怒りと悲しみが暴発してアンダーグエナジーの海を呼び起こし、自らモンスター化してプリキュア達とスカイランドに襲い掛かるカイゼリン。
プリキュア達の必死の活躍とプリズムシャインにより何とか元の姿に戻すことに成功しますが、そこへスキアヘッドが現れて真の黒幕ダークヘッドとなり、さらにキュアスカイが短時間だけとはいえ闇堕ちという衝撃の展開を乗り越え、ひろがるスカイプリキュアは感動の最終回を迎えます!
スカイランドへの帰郷というお別れシーンは涙を誘いましたが、やっぱり最後は笑顔で終わって感無量でした☆
スキアヘッドが真の黒幕ダークヘッドとして復活!
第47話にてプリキュア達と交戦後、消滅したはずのスキアヘッドがカイゼリン敗北後に復活!
しかもカイゼリンの胸を貫き、「愛していたのが最大の嘘」と言い放ち、さらにカイザーを手にかけたのも自分でカイゼリンには都合の良い記憶操作を施していたという、もうこれでもかと言わんばかりの黒幕振りを畳みかけてきます。
以前に「愛する方を悲しませぬために私は戦う」とおっしゃってたのは何だったのでしょう…
力こそ全てであり、それを否定する存在が只々許せなかったのかな。
そして自らはアンダーグエナジーの存在そのものであり、ダークヘッドを名乗り真の姿を見せ、カイゼリンを連れてアンダーグ帝国へプリキュア達を誘い込みます。
後を追ってアンダーグ帝国に乗り込んだプリキュア達を大量のランボーグが取り囲みます。
ここでキュアバタフライとウィングが相手を引き受け、残る三人は先へと向かい、その先で襲い掛かってきた巨大ランボーグをキュアマジェスティが防ぎ、キュアスカイとプリズムの二人は最深部へとたどり着いてダークヘッドと交戦、そして…
キュアスカイが第49話にて闇堕ち!? 短時間で良かった( ;∀;)
「素晴らしい入れ物を見つけた」と不敵な笑みを浮かべるダークヘッド。
アンダーグエナジーの海がキュアスカイを取り込み、そこにダークヘッドが乗り移り、スカイが闇堕ちした姿に!
しかし数多の戦いを乗り越えてヒーローとしての揺ぎ無き強さを身に着けていたスカイは見事にアンダーグエナジーを跳ね除け、正気に戻ります。
闇落ちスカイには驚きましたが、割とすぐに元通りになりましたね。
もうちょっと引っ張っても面白かったと思うのですが。
↓のような視聴者への配慮が大きな理由でしょうね。見ているのはお子様が多いですからね。
やっぱりこの闇堕ちは完璧だ
・子供達が怖がらないように短時間にして、回を跨がない
・乗っ取られた後はダークヘッドの声でしか喋らない
・凶暴な表情にはならない
・プリズムに攻撃する時はダークヘッドを前面に出して、あくまで「スカイが攻撃」しているようには見せない#ひろプリ #precure pic.twitter.com/bPsWYgpBkg— 高木燕一郎二世 (@Miyabi2896__2) January 27, 2024
そこにバタフライ、プリズム、マジェスティが合流し、五人の前に最後の敵ダイジャーグが立ちはだかります。
スカイから追い出されたダークヘッドが憑依したその名の通り大蛇の姿をしたランボーグで、これが事実上のラスボスということになります。
ダイジャーグさん「ダイジャーグ」#precure pic.twitter.com/xgozmskpkf
— くまお (@kumamofu1011) January 27, 2024
プリキュア達の必殺技ラッシュを立て続けに喰らい追い詰められたダイジャーグはゲートを開き、なんと今度はソラシド市へと逃げ込みます。
カバトンのよく分からない呪文でゲートを開けてもらい、ダイジャーグを追ってプリキュア達もソラシド市へ。
再び憑りつく入れ物を探して回るダイジャーグをマジェスティックハレーションにて撃破!
「ハレワタッタ~」と笑顔になって何処かへ消えていくダイジャーグ、これにて長かったキュアスカイ達の戦いがようやく終わりを迎えました。
ひろがるスカイプリキュア最終回!帰郷するも最後は笑顔で!(^^)!
戦いが終わるとソラ、ツバサ、エルちゃんの三人はスカイランドへ帰ることに。
エルちゃんは王女様だし当然としても、ソラとツバサはソラシド市に残る展開もありかなと思いましたが、三人とも元の世界に戻って行くのは寂しいですね。
特にソラとましろのお別れシーンは見ていてこっちまで泣きそうになりました(>_<)
「またいつでも会える」そう言って去って行ったその翌朝、「朝ごはん一緒に食べよ」といって早速現れた三人!
昨日お別れしたばかりなのにもう会うんかい!($・・)/
まあ最後は必ず笑顔でフィナーレを迎えるのがプリキュアですから☆
ひろがるスカイプリキュアの総括
というわけで第50話をもって完結した「ひろがるスカイプリキュア」ですが、スカイランドという異世界とソラシド市という二つの舞台を行き来する世界観はファンタジー要素があって良かったですし、丁度プリキュア20周年ということもあって「ふたりはプリキュア」を意識したソラとましろの友情や初の男の子プリキュア、18歳という最年長プリキュア、赤ちゃんがプリキュア化するなど従来の作品になかった要素が数多く盛り込まれて最初から最後まで楽しんで見れました(^^♪
伏線の回収が終盤まで進まなかったことでしょうか。
敵が誰のため又何のためにエルちゃんを捕まえようとしてたのか?
これは悪役会議がなかったこともあって分かりにくかったですね。
それとエルちゃんがキュアマジェスティに変身する際に赤ちゃんからどうやって少女化できたのか?
キュアマジェスティ単独での必殺技がないのも不思議でした。
この辺の答えがプリンセスエルレインの話になるまでハッキリせず、ラスト近くになって駆け足で終わらせた感じがしたので、キュアマジェスティが登場した辺りからカイゼリンもしっかり登場させて少しづつ明かして行ってくれたら良かったんじゃないかと思います。
敵役さん側の目的と組織を分かりやすく描いて頂ければ良いんじゃないでしょうか。
その方がプリキュア達が戦う意味とか理由も見ていてより伝わりますからね。
ひろがるスカイプリキュアの最終回にはどんな意味が!?
これは主人公ソラの視点から考えると幼い頃に憧れたシャララ隊長のようなヒーローになりたいと願った少女が多くの出会いと戦いを経て成長し、最終的には自身も幼い子供から憧れを抱かれるヒーローになれたという点でしょうか。
そのヒーローというのはただ強いというのではなく、エルちゃんのような幼子を必死に守り、異世界で出会ったましろと友情を深め、鳥族でありながら飛べないことに悩んでいたツバサの夢を支え、最強の保育士を目指すあげはに支えられながら成長し、敵に対して力でねじ伏せるのではなく対話で相手の心を澄み切らせていく中で最後には「力こそ全て」と言い張るスキアヘッドの心をも晴れ渡らせた…
そんな理想のヒーローとは何なのかという問いに対する一つの答えが示されたところに最終回の意味があったのではないでしょうか。
最終回に至るまでのお話について当ブログではエルちゃんがプリキュア化する前後辺りから触れていますので気になった方は↓よりチェックしてみて下さい☆
さて、いろいろ語ってきましたが、EDの後にはお決まりの次回作「わんだふるプリキュア」へのバトンタッチシーンが流れ、また新たなる展開に期待が膨らみます!
という訳でバトンタッチ後の話はコチラ↓(^^
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